1. 在処通信
  2. 智慧のかけら
  3. 雑感の智慧
  4. 多様性を押し付けられたくない
 

多様性を押し付けられたくない

多様性を押し付けられたくない


YouTube動画では、ブログでは書ききれないことをお話ししています。

広告もついておりませんので、ラジオ感覚でご覧ください。




パリオリンピック開会式と多様性について考える


 

皆さん、こんにちは。オリンピックが始まりましたね。開会式は毎回様々な意見が飛び交いますが、今回は特に多様性について考えさせられました。今日はそのことについてお話ししようと思います。


 

多様性の重要性


 

私は過去にも多様性の重要性についてお話ししてきました。今回のオリンピックはパリで開催され、開会式も非常に印象的でした。パリの美しい街並みと芸術的な演出が融合し、視覚的にも素晴らしいものでした。


しかし、一部の演出には驚かされました。例えば、マリーアントワネットの登場シーンです。フランス革命の象徴的なシーンを再現し、彼女が幽閉されていた建物が真っ赤に照らされ、ハードなヘビーメタルが流れる中でのパフォーマンスでした。フランスの歴史を象徴するシーンであり、王政から民衆が権利を勝ち取った革命を表現していました。


また、ドラッグクイーンのショーも大きな話題になりました。キリスト教の「最後の晩餐」を象徴するシーンでしたね。これには驚かされましたが、LGBTQコミュニティの存在を認め、多様性を尊重するメッセージが込められていたのだと思います。


性別・人種・宗教・性的嗜好など、マイノリティーに対する理解と尊重は重要です。しかし、私自身はこの演出を見て、あまり美しいとは感じませんでした。あくまでも個人的な意見です。私の友人にも少数派のコミュニティに属する方がおられますが、彼らは自分たちが少数派であることを理解し、多数派に対して気を使いつつ配慮をしてくれています。マイノリティに対して理解を示すことは必要なことだと思いますが、この社会はマジョリティによって方向性を示され、価値観など多くのことが発揮されています。オリンピックなど公共的な場面で、大々的に見せられることが一概に言い値は限らないのではないでしょうか。


 

多様性とインクルージョンのバランス



 多様性を尊重することは大切ですが、それが強制的に押し付けられる形になると反発を生むこともあります。多様性と共に、インクルージョン(包括)が重要です。多様性を認めるだけでなく、それぞれの個性や能力を社会に貢献する形で生かすことができて、豊かさが享受できるのではないかと私は思うのです。。



公共の場での表現のあり方


今回のオリンピック開会式でのドラッグクイーンのパフォーマンスは、多様性を示す一例ですが、それが公共の場で行われることには賛否が分かれるところです。多くの人々が見る場での演出は、多数派の感情にも配慮する必要があると思います。


多様性を尊重することは重要ですが、それを強制するのではなく、自然に受け入れられるような形で表現することが求められます。個々の価値観や美意識を尊重しながら、多様性を社会に浸透させていくことが理想なのかもしれませんね。


今回のオリンピック開会式を通じて、多様性について改めて考えさせられました。多様性を認めることは大切ですが、それを押し付ける形ではなく、個々の理解と尊重をもって受け入れることが求められます。私たち一人ひとりが社会に対して何ができるかを考え、行動することが本当の多様性を実現するための第一歩です。


オリンピックは短い期間ですが、皆さんもぜひ観て、多様性や時代の変化について考えてみてくださいね。

TASTEMARKET
パーソナルスタイリスト堀口桂子先生のサイト。
魂のカタチをファッションから視覚化するスペシャリスト。究極のファッションコンサルタントを体験してください。

旬顔ヘアメイクレッスン
ヘアメイクアップアーティスト三上さくらさんのサイト。
自分らしいヘアメイクに自信を持ちたい人に。メイクで心を整える。